感謝の日々

このプロジェクトは、本当にたくさんの方のご協力、

善意のお気持ちで形にすることができました。

構想は約4年前、笑顔と楽しむということの意味を教えてくれた

ハウスオブジョイのみんなに恩返しがしたい、という想いからでした。

そして、スラックラインに出会い、こんなにも人を笑わせて幸せにしてくれるスポーツに魅力を感じ、

ハウスオブジョイのみんなにもスラックラインを取り入れて遊んでもらっていました。

スラックラインの魅力は、みんなで楽しむことができること、

次々とアクロバットな技や難易度の高い技に挑戦し続けることができること、

その体感や心持ちは楽しさや達成感となって自分に返ってくることです。


プロジェクト発信のきっかけは2016年4月、

スラックライン連盟の会長にハウスオブジョイの話をしたところ、

子どもたちが楽しそうにスラックラインをしている様子を見て喜んでいただき、

上級者を派遣してほしいという要望も応えていただけることになりました。

まさか

プロのインターナショナルライダーであるガッパイさんが手を挙げてくれるとは夢にも思わず、

その時は、実現するかどうかも曖昧な状況でした。


それから、何度も構想を練り直したり相談などさせていただいたりするうちに、

より多くの人に手助けをしてほしい、関わって人の輪を広げ、

たくさんの笑顔をつなげたいと思いました。


2016年9月から本格的に活動を始め、半年後の2017年1月に目標を定めました。

たくさんのご支援をいただき、実現できたことを本当に感謝申し上げます。

今回滞在4日目には、低体重の子どもへの給食支援をプロジェクトとして継続している学校にも
訪問させていただきました。

こちらのプロジェクトにも多くの方が支援をしていて、

こういったプロジェクトや寄付というものが、

より多くの笑顔をつないでくれていることを実感しました。

フィリピンプロジェクトの目標は、

子どもたちに思い出や経験といったプレゼントを贈ること、

たくさんの笑顔をつなぐこと

子どもたちは正直です。

楽しいことは楽しいと全身を使って喜びや笑顔を見せてくれます。

そして、心から楽しむ笑顔は、私たちに心から楽しむことの大切さを教えてくれます。

そういった意味でも、大人も子どもも全力で楽しむことのできた今回のプロジェクトは

大成功となりました!
一方で、ハウスオブジョイの子どもたちは親から離れ、

生活のために必要なことを学びながら集団生活をしています。

フィリピンでは貧しさから学校に行くことを諦めたり、

満足に食事をすることができない家庭も多くあることを

車で街中や田舎を走っているだけで見聞きします。


ある子は、こちらが日本の家族の話を少ししようとしたら目を背けてしまって

悲しげな表情をしてしまいました。

小さいながらに、たくさんの負の感情を抱えている様子が垣間に見えるのです。

それでも、

私は幸せだ。楽しい思い出がたくさんある。

そう思って大きくなってほしいというのが

「見えない愛を行動で示す」ハウスオブジョイの理念です。


私たちはその理念に賛同し、

私たちにできることとしてスラックラインというスポーツをツールに

国境や言葉の壁を越え、笑顔のために活動をすることができました。

フィリピンの生活から学ぶこともたくさんあります。

田舎では特に、井戸水や川などで洗濯や水浴びをして体を洗い、

ヤシの身の皮を燃料に炊事をしたり、

ヤギや水牛、鶏や豚を飼い

市場で新鮮な野菜や魚を仕入れます。

そして、大人や子どもも自然体で笑って暮らしているようにみえるのです。

便利で何もかもそろった日本ではない暮らしから、

何が大切なのか、必要なのかと生活について考えさせられます。

日本とフィリピン、みんながそれぞれ違う環境で生活をしていますが、

こうやって笑顔を共有できる体験はお互いにとっていい思い出になるのではないでしょうか?


この活動の目標の中には、

楽しいハウスオブジョイのことを知ってもらうこと、

楽しいスラックラインのことも知ってもらうことがありました。


帰って来てみると、

「ハウスオブジョイは楽しそうだね!」「いいところだね」

「スラックラインってすごいね!」「やってみたい」という嬉しい声をたくさんいただきました。

ずっとハウスオブジョイをよりよい子どもたちの居場所にしようと活動している創始者の烏山さん、日本人スタッフの澤村さん、

新しいスポーツであるスラックラインをより多くの人に知って楽しんでほしいと活動しているギボン社さん、ガッパイさん、同行してくれた田中さんなど多くの方の活躍があります。

ハウスオブジョイを好きでこのプロジェクトも支援してくれたみなさん、

スラックラインが好きでこのプロジェクトも支援してくれたみなさん、

たくさんの人の愛もたくさんあります。


快く絵を提供してくれたり、個人的にも応援をしてくれた支援、サポートしてくださったみなさんの善意が

笑顔をつないでくれました。


まとまらない文章で申し訳ありませんが、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


プロジェクト発信から出発まで、長い戦いのような気分で過ごしたこともありました。

しかし戦いではなく、こころから、自分がまず楽しむ、ということに集中できたプロジェクト期間であり、

滞在の最終日に、

夜、もう暗い中、みんなが鬼ごっこをして遊んで笑っていたときには

最高に幸せ!でした。


代表として活動させていただきましたが、

何もかも初めてのことばかりでみなさんにご心配とご迷惑をおかけしました。

誰1人として欠けたらできなかった活動、みなさんのおかげさまの活動でした。

ありがとうございます。


幸せと、これまでの支えてくれたみなさんの笑顔が浮かんできたのと、

子どもたちと離れてしまう寂しさで泣いてしまった私に、

そっと寄り添ってくれた15歳の男の子の優しさ、

「I miss you...」と声をかけてくれた5歳の女の子のことを忘れません。

「I miss you too!」と伝え、また会いたいなあと思いました。

また会えることが、施設に残っていることがいいことなのかはわかりません。

けれど、どこにいても変わらない笑顔で過ごしてほしいと思います。

そのために、私自身も笑って過ごそうと思うのでした。


このフィリピンプロジェクトは、大成功を持って終了とさせていただきます!

結果報告はまたブログにて行います。

今度は、あなたが子どもたちに会いに行く番かもしれません。

違うプロジェクトを発信させるかもしれません。

スマイリングフェイスヴィレッジでは、

次の活動にバトンタッチしたいと思います。

全力でサポートさせていただきます。



これからもたくさんの笑顔に出会えますように!

スマイリングフェイスヴィレッジ代表 今井美希